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第0152号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0152号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0152号 2011年11月25日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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     住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
    住まいを上手に創り、活用するための情報をお届けします。
       現在のテーマは鉄筋コンクリート住宅つくりです。
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■屋根や外壁の工事

今回は 住まいの屋根と外壁工事 について紹介します。
鉄筋コンクリート住宅では、外断熱と内断熱では、
屋根や外壁の仕上げ材の取付け方が違ってくることも多くなります。

外断熱の場合は胴縁と呼ばれる仕上げ材を支える材料を取り付けて、
屋根や壁の仕上げを行うので、木造住宅と同様な仕上げ材が使用できます。

内側になるコンクリート部分にも耐久性があるので、
仕上げ材料の耐久性よりも、
コストやデザインを優先して選んでも良いという自由さもあります。


内断熱の鉄筋コンクリート住宅の場合は、
コンクリート面がモルタル下地として扱うことが多くなります。
屋根の場合はコンクリート面に軽いモルタルを塗って、
その上に屋根材を仕上げます。
健全でしっかり工事されたコンクリートは適度な防水性能も備えるので、
屋根仕上げ材の耐久性には、それほどこだわらなくてもいいでしょう。

平らな陸屋根の住宅では、防水仕上げだけで済ますこともあります。
この防水部分の性能が、雨漏りを防ぐ為に大切です。
そこで耐久性の高い防水仕上げを選ぶことがポイントなのです。
また断熱性能を持つ塗装を行うと、暑さを減らすことが出来ます。

内断熱の鉄筋コンクリート住宅の外壁部分は、
コンクリート面をモルタル下地として扱うことが多くなります。
吹き付け仕上げを行ったり、タイルで仕上げたりするのが一般的です。

防水性能のある塗装だけで済ますこともありますが、
断熱性能が気になるところです。
そこで塗装のみで外壁を仕上げる場合は、断熱塗料の採用がお勧めです。

コンクリート面をそのまま見せる外壁仕上げでも、
撥水性能のある塗装を行います。
コンクリートだけでは防水性能に不安があるので、
水が染みこみにくくなる塗装を行って仕上げとします。


コンクリート自体の防水性能を備えるコンクリート住宅は、
屋根や外壁仕上げ材の防水性能については、程々でも構いません。
しかし水がたまりやすい部分では、
仕上げ材にも防水性能の高さが必要となります。

仕上げ材料や形状の複雑さによる防水性能の不安が少ない点で、
鉄筋コンクリート住宅は有利です。
デザインや仕上げ材を自由に選びやすいので、
木造とは違った、個性的な住宅を造りやすくなります。

コンクリートの質感を生かす仕上げの場合は、
性能の高い撥水材を塗ることが大切です。

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