メールマガジン こだわりの住まいを上手に創る 第0147号 の内容です。
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住まいづくり研究室 メール便
第0147号 2011年10月21日
住まいづくり研究室 http://www.ie-erabi.com
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住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
住まいを上手に創り、活用するための情報をお届けします。
現在のテーマは鉄筋コンクリート住宅つくりです。
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■展開図を理解する
住まいの計画が進んでくると、室内の窓や壁をあらわした、
展開図という図面についても、打ち合わせたりチェックすることになります。
木造住宅以上に、
鉄筋コンクリート住宅では展開図のチェックが重要となります。
部屋ごとの窓や壁の形が分かるだけでなく、
コンクリートの梁が室内に見える設計の場合は、
その梁の形や大きさも表現されます。
鉄筋コンクリートの梁はかなり大きく、壁の上部に付く場合もあります。
梁の位置や大きさによっては、
意外に気になったり、邪魔になったりすることもあるのです。
そこで展開図でしっかりチェックして、邪魔にならないことを確認しましょう。
梁が見えない設計の場合でも、窓の位置やカウンターや棚の位置など、
展開図には、重要な情報が書き込まれています。
そこでしっかりしたチェックが必要です。
特に窓の位置や高さについては、方位を考えながら見ることで、
光の当たり具合などを予想することができます。
窓や扉の位置と家具を置く予定の位置を確認する際にも、
展開図は活用できます。
展開図は、仕上げや設備機器の打ち合わせの際にも活用できます。
壁によって仕上げ材が異なる場合は、
異なる仕上げの壁がどのように見えるのか確認できます。
設備機器がしっかり書き込まれていれば、
部屋の中にどのような状態で配置されるのか、確認することができます。
展開図は、平面図と見比べながら確認することが基本です。
展開図は壁面を立面として描いている図面ですから、
平面図がないと書き込まれている情報を正しく理解できないこともあります。
そこで平面図と見比べながら、じっくり確認することが大切なのです。