省エネルギー住宅を作る際のポイントを考えて見ましょう。
住まいを省エネルギーとしてつくるためには、住まいの断熱性能の向上や自然の有効活用、そして設備機器の効率の高さがポイントとなります。
省エネルギーと光熱費の節約は、重なる部分も多いのですが、相反する部分もあります。
ここでは言葉の通りに、省エネルギーに的を絞った住まいづくりを考えます。
住まいを省エネルギーにするためには、自然の有効活用が一番のポイントです。
自然の力だけで生活できれば、エネルギー自体の必要がなくなります。
そこで自然の力を住まいに取り込み、家庭で使用する電気などのエネルギーを出来るだけ減らすことが第一のポイントなのです。
次のポイントは、住まいの断熱性能向上です。
どんなに自然の力を活用しても、夏の暑さや冬の寒さを無くすことは出来ません。
冷暖房が必要になるのですが、冷暖房の効果を無駄なく生かすには、住まいの断熱性能が欠かせないのです。
住まいの断熱性能が高ければ、冷暖房に掛かるエネルギーを大幅に減らすことが出来るので、省エネルギーにもなるのです。
そして省エネルギーには、設備機器の効率の高さも欠かせません。
住まいで生活する際には、いろいろな設備機器を使います。
せっかく住まいの断熱性能を高くしたりしても、エアコンの冷暖房の効率が悪ければ、省エネルギーにはなりません。
同じ大きさの冷蔵庫でも、消費する電力が少なければ、省エネルギーになるのです。
そこで、住まいを省エネルギーに作るには、設備機器の効率の高さが必要となるのです。
では省エネルギー住宅のための、この3つのポイントについて、実際にどんな対策があるのか、見ていきましょう。