今回は建材とはいえないのですが、シロアリ検知器です。
シロアリの被害にあう前にシロアリを検知することで、シロアリによる現実の被害を防ぐのが目的となります。
メーカー(ダウ・ケミカル日本)公表の特徴は
電子的なセンサー技術を使って、シロアリが敷地内にいるかどうかを簡単に点検できるシロアリ検知器です。
家屋やその他建造物へのシロアリ潜在リスクを、土壌に設置した器材により判断する助けとなります。
シロアリ専門業者に頼むことなく、自分自身がシロアリの存在を目に見える形で確認できます。
殺虫剤などの化学物質を含んでいません。
敷地のシロアリの活動を有効に検知するには、通常の1戸建て住宅(1階建坪20数坪)で、建物周囲土壌の10〜12本程度を3mおきに設置することが必要です。
その他にシロアリの活動がありそうな場所(木杭、切り株、ウッドデッキなどや配水管、風呂、トイレなどの水周り近辺)にも設置しましょう。
以上が概要です。
シロアリを自分で発見しなくても、シロアリの存在を感知できることが最大の特徴です。
設置には少し手間がかかりますが、自分で設置できます。
実際に住まいがシロアリの被害にあう前に、シロアリを発見することが出来ることで、シロアリによる住宅の被害を未然に防ぐことが出来るのです。
しかし、シロアリを発見しても、退治できるわけではありません。
発見次第、シロアリ防除を行なうことが必要となります。
シロアリの被害は急速に進むので、発見したら速やかにシロアリ除去を依頼することが被害を最小限に抑えるポイントとなります。
シロアリを早期発見することで、住宅の被害を未然に防ぐことが出来ることが この製品の最大の特徴です。
電池の交換などのメンテナンスが必要な点が弱点といえます。
シロアリ検知の空白期間を作らないことが、この製品を使用する際のポイントなのです。