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住まいづくりの用語の中で、木製建具関係の用語を解説します。

框戸
無垢材で建具の4周に枠を作り、それ自身の強度で成り立つ建具のことです。
枠の中にはめ込む面材を鏡板と呼び、その鏡板の造形や材質は自由に出来るのが特徴です。
枠の材質が高価なため、フラッシュ戸より高額になりますが、材の質感が直接見えるので高級感が出ます。
多少変形しやすいので、新築後半年から一年程経過したら再調整が必要な場合があります。

フラッシュ戸
細い芯材を縦横に組み、両面を平らな表面材で仕上げたサンドイッチ構造の建具のことです。
軽量で変形が少ないのが特徴です。
表面材によって色々な仕上が出来ます。
一般的な仕上は、ポリ合板とシナ合板の塗装仕上です。
芯材が必要なので、ガラス等を入れる場合は開口の大きさに制限が出てきます。

片面フラッシュ戸
フラッシュ戸の仕上を片面だけ行った戸のことで、コストダウンのため重要でない戸裏面の仕上を省略して使う戸です。
仕上が両面で異なるので、若干変形しやすくなります。

障子
障子は上下の桟と両端の框と、中の縦横に通る組子に障子紙を張って作られます。
組子の数や組み方によって、組子の数が少ない荒組障子 横の組子が多い横繁障子 竪の組子が多い竪繁障子 変形組子の変わり組障子など、色々な呼び方があります。

形状によって、下まで障子紙を貼った水腰障子、下部を板張りにした腰高障子、一部にガラスを入れたガラス障子、一部が可動式で外が見える摺上障子(雪見障子)など、形状にも色々あります。
組子や形が複雑だとコストが上がります。

障子紙には、機械漉き障子紙や手漉き障子紙、和紙をプラスチックで補強したワーロン紙などがあり、一般には機械漉き障子紙を、破れにくい障子紙が必要な場合はワーロン紙を使用します。


4周の縁の中に組子(要所に太目の力骨)を組み、火打板と呼ばれる板を組子間の要所に配し、紙を張り重ね、表面に襖紙を貼って作られます。
茶室などでは縁がない太鼓貼襖を使います。
表面の和紙によってグレードが有り、本鳥の子 鳥の子 新鳥の子、の順にグレードが下がります。


丁番
蝶番のことで、扉が開閉する際の軸となる金物のことです。

キャッチ
扉が勝手に開くことを防ぐ金物で、磁力を利用したマグネットキャッチ、金属などの弾力性を利用したローラーキャッチなどがあります。

空錠
鍵の必要ない開き戸に使用する金物で、ラッチと呼ばれる ハンドルや握り玉を回すことで出入する爪状の部分により、扉が勝手に開くことを防ぐ金物です。

シリンダー錠
本締り錠やケースロックとも呼ばれ、鍵を掛ける際デッドボルトと呼ばれる部分がドア枠に出ることで扉をロックする金物です。

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住まいづくり研究室                            2012年8月29日更新
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