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太陽利用のエコ住宅のために、太陽光発電を最大限に有効利用するためのポイントを見ていきましょう。

一般的な太陽光発電は、屋根に太陽の光を受けることで発電するパネルを設置し、その電気を住まいで利用できる交流の電気に変換することで、住まいの電気を作り出す設備です。
明るいほどたくさんの電気を作り出すことが出来るので、晴れが多い地域では、より効果的な太陽利用の設備となります。

太陽光発電で作り出す電気を増やすには、発電パネルをたくさん設置することと、太陽に向けて設置することが大切です。
通常は屋根の上に発電パネルを設置することになるので、太陽光発電を効率よく行うには屋根の広さや向きが最大のポイントとなります。


太陽光発電パネルを設置する屋根の作りとしては、片流れとして屋根全面を太陽のある南側に向けるのが一番効果的です。
片流れにすれば、屋根全面に発電パネルを設置することが出来ます。
この時高さが高くなりすぎる場合は、切り妻屋根の南側を長めにして へ の字型としても良いでしょう。
平屋で屋根の面積が十分広い場合には、比較的自由な屋根型も選べます。

太陽光発電パネルを設置する屋根の向きは、太陽の光を最大に受けることが出来る南側が基本です。
一番明るく発電が盛んになる真昼の時間に発電量が最大となるので、真南に向けることで発電量を最大とすることができます。

ただ隣にビルや大きな樹木があったり、リフォームで屋根の形が変えられない場合などには、南以外の屋根に発電パネルを設置する場合もあります。
発電パネルが一部分でも日陰になると発電量が大きく減ってしまうので、日陰とならない屋根を発電パネルの設置場所に選ぶ必要があるのです。
南面以外の屋根に太陽光発電の発電パネルを設置する場合は、朝日や夕日でも効果的に発電できる金属系の発電パネルを使用すると発電量が少し増えます。
また設置する発電パネルを最大限に広くすることで、発電可能な電気の量を確保しましょう。

コンパクトな住まいやリフォームなどの場合で、太陽光発電パネルを設置できる屋根の面積が限られる場合は、発電効率の高い発電パネルを選びましょう。
HITなどハイブリッド型の発電パネルは、同じ面積でも発電する電気の量が多くなるので、小さめの屋根に設置しても発電する電気量を増やすことが出来ます。


太陽光発電を有効利用するには、屋根の作りが一番のポイントです。
日陰にならない南面の屋根面積を最大限に確保することが、発電量を増やすことにつながるのです。
リフォームの際やコンパクトな住まいで屋根が制限される場合は、多少高価でも効率良く発電できる発電パネルを選べば、必要な発電量を確保しやすくなります。

また発電した電気を家庭用の電気に変える変換機(パワーコンディショナー)は、容量に制限があります。
パワーコンディショナーは太陽光発電システムの中でもかなり高価で、容量の違いによって価格の違いもかなり生じます。
接続できる太陽光発電の発電パネルの枚数がパワーコンディショナーによって制限されるので、容量一杯の発電パネルを設置することが一番効果的なのです。

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住まいづくり研究室                                2011年3月25日作成
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