ローコスト住宅のために、材料の選び方にはどんなことを気をつけるべきなのでしょうか。
住まいの構造部分には、無駄のない作り方をすることがポイントです。
特に木造の場合は梁を効率よくかける事で、使用する木材を減らすことができます。
構造部分は重要なので、ローコスト住宅とはいえ手を抜くべきではありません。
基礎や金物など構造にかかる部分はしっかり作り、無駄な部分だけを省くことが大切なのです。
屋根や外壁など外部の仕上材には、ローコストと耐久性を兼ね備えた材料を選ぶことが大切です。
外部の仕上材は、雨風を防ぐ大切な部分です。
そこで、耐久性を確保することはローコスト住宅とはいえ重要なのです。
外部の仕上材は、価格が高ければ耐久性が高いというわけではありません。
さすがに最低価格の仕上材料には高い耐久性は望めませんが、一般的な住宅に使われている価格帯の仕上材なら、種類を上手く選べばローコストで耐久性が高い仕上材料を使うことが出来るのです。
内部の仕上材は、場所によって適切な材料を使うことがポイントとなります。
水廻りでは水に強い仕上材料を使うことが大切で、コストを安くしすぎることは耐久性に問題を生じる可能性があります。
内装材料の中では、床材選びが一番のポイントです。
あまりに安い材料はすぐに傷んでしまうこともあるので、耐久性が高い床材料の中から選ぶことが大切です。
床材については、コストパフォーマンスで選ぶことが大切なのです。
壁や天井材についてはコストよりも確実な工事を行うことがポイントで、ローコストを重視する場合には、この一般的な部屋の壁や天井のコストを抑えることに重点を置きましょう。