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鉄筋造り(S造)の住宅は、工業製品として品質が安定している鉄(鋼材)を柱や梁に使用した構造のことです。
鉄骨造は、材料自体や接合部分の強度が安定しているために構造の強さを計算で確認しやすく、広い空間を中間の柱無しに作ることが出来ます。
RC造住宅より軽く出来ることも、大きなポイントになります。

欠点は火に弱いことで、鉄自体は燃えないのですが高熱になると強度が急激に低下し、建物の倒壊にまで至ります。
また基礎は木造より深くなるので、遺跡地域では調査が必要になる場合もあります。
構造部分と仕上部分が完全に分かれるために、仕上材料の下地造りや取付に手間が掛かります。

そこでここでは鉄骨造の住まいの作り方について、建物の各部分ごとに分解してちょっと詳しく解説しましょう。

鉄骨造の住まいを以下の部分に分類して解説しています。

 

各部分ごとに使われる部材の名称や機能、各部材のポイントなど、実際に設計図を見る際に役に立つ解説を意識しています。
各部分に関わる専門用語の簡単な解説も行っています。
設計図を見て分からない部分の参考書として活用してください。

 

住まいづくり研究室                               2012年10月6日更新
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