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照明設備では、照明機器についている機能について紹介しましょう。
照明の形式や電球のタイプに関しては、インテリアの部分で紹介していますので、ここでは触れません。
                          インテリアの中での照明 (別窓で開きます)


最近話題のLED照明は、従来白熱電球(又は電球型蛍光灯)を使用していた部分の照明として一番適しています。
LED照明自体も1個2000円以下と比較的安価となったので、入手しやすくなりました。
点灯が早く使う電気も少なくて済むので、電球の代わりとしては効果的なのです。
ただ光りかたが電球とはかなり異なることもあるので、使用場所に注意が必要な場合もあります。
最近は電球のような光り方をするLED照明もあるので、多少高価ですが電球と同じような光りが欲しい場合はそんな製品を選びましょう。


部屋の使用する蛍光灯照明については、最近増えている防虫機能は、機器内部へのホコリの侵入も少なくなるので有効な機能といえます。

虫がつかないための紫外線カットの有効性については、ちょっと微妙なところでしょうか。
最近では部屋全体を照らすLED照明も増えているので、紫外線カットの蛍光灯照明よりも紫外線がほとんど出ないLED照明の方が有利となりそうです。


照明を取り替えるための電動昇降機については、白熱電灯では有効かもしれませんが、蛍光灯やLEDを使用する機器ではほとんど使う機会がなさそうです。

蛍光灯は普通に使って2年以上持ちますので、使う機会も2年毎ということになります。
これだけ使用頻度が低いと電動部分のトラブルも増えることが予想され、必要なときには動かなかったということもありえます。

白熱電灯でも、調光器を使って少し明るさを抑えてやると蛍光灯並みに長持ちします。
ですから白熱灯(ハロゲン電球など)を使用する照明機器を使用する場合でも、電動昇降機をつけるよりは調光器をつけて、若干明るさを抑えて使うほうが有効な場合もあります。


オフタイマー付やリモコン付の機器は、場所や用途によっては便利です。
シアタールームやキッチン廻りなど、頻繁に照明のコントロールが必要な場所では有効に使えます。
ですがコストが掛かるので、本当に必要な場所であることをしっかり確認した上で選ぶべきでしょう。


人感センサーは、玄関の段差や階段では安全面で特に有効です。
しかし外灯として防犯目的でつける事には、多少の疑問もあります。

下調べをしっかりするタイプの犯罪者には、人感センサーランプはほとんど無効ですし、普通に尋ねてきた人がびっくりすることがあります。
道路を歩いている人に反応する事も多いので、迷惑になったり光っても気にしなくなる可能性も少なくありません。
ですから外部での人感センサー照明の設置には、もっとも効果的な場所にしっかり調整して取り付けることが大切なのです。


火災警報器付照明については、火災警報器の寿命と照明機器の寿命に差があることにちょっとした問題があります。
火災警報器の寿命は最大10年くらいですが、通常の照明機器の本体部分は10年以上は楽に耐久性があります。
そこで火災警報器の周期で照明を取り替えるとなると、照明機器部分の耐久性を考えると無駄が生じる可能性もあるのです。


照明機器で有効な機能は、長いスパンで考える必要があります。
電動部分や火災警報器の寿命と照明機器の寿命には差があることを考えた上で、無駄にならない機器を選びましょう。
またセンサー類は適切な場所の人に対して反応するように、しっかり調整することが大切です。

LED照明は、電球の代わりに使用することが基本です。
部屋全体を照らす蛍光灯の代わりとして使うには、コストや効率や光の質など総合的に考えると最新の蛍光灯より劣っている場合も少なくないのです。
光りの色を変えられたり明るさを調整できたりする点は利点なのですが、実際に使いこなしている家庭は少なくなってしまいます。
使わない機能なら、照明機器のコストが高い分だけ無駄になってしまいます。

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住まいづくり研究室                            2012年10月15日更新
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