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戸建住宅を省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)に適合させるために、設計の自由度と設計の手間のバランスが良いのは、性能基準による熱損失係数とと夏季日射取得係数を検討する方法です。
ちょっとした表計算を行うくらいの手間がかかりますが、設計の自由度が比較的高く、住まいの断熱性能をかなり正確に予測することが出来ます。

性能基準による熱損失係数と夏季日射取得係数を検討する方法では、住まいの屋根や壁や床や窓の断熱性能と換気による熱の損失を計算、さらに窓などの開口部や屋根や壁からの日射取得量を計算します。
その計算値による熱損失係数と日射取得係数が、基準値よりも小さくする必要があります。

住まいの各部分の面積や断熱性能などを計算して、住まい全体の断熱性能を求めます。
そこで計算量はかなり多く、手間がかかる検討方法といえます。
ただ計算自体はさほど難しいものではないので、建築士の資格を取れる知識があれば、一度設計を行えば理解できる内容です。

熱損失係数においては、鉄骨や木造住宅の場合には、熱橋と呼ばれる断熱の弱点を補正する必要がある点に注意が必要です。
また鉄筋コンクリート住宅の場合には、梁や床スラブ廻りの断熱材の配置にも要注意です。
梁部分や床スラブの周囲には、広めに断熱材を配置することで、コンクリートからの熱の損失を抑えることが必要なのです。

性能基準による熱損失係数と夏季日射取得係数を検討する方法は、設計の自由さと断熱性能を正確に把握できる点のバランスの良さがポイントとなります。
設計や検討する際の計算などに手間はかかりますが、専用のプログラムは不要です。
かなり細かく計算するので、住まいの断熱性能もかなり正確に把握できます。
住まいの断熱性能を全体平均で検討するので、場所によって断熱性能を変えることも可能な設計の自由さもあります。
仕様基準ほど過剰な断熱材が必要ないので、住まいの工事に掛かるコストも抑えることにもつながります。

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住まいづくり研究室                            2011年12月23日作成
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