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住宅設計において、立面図は全体のデザインを決定する大切な図面です。
屋根や庇の形から窓の大きさやデザインなど、見た目のよさだけでなく室内環境にも影響があります。
そこで、立面図を見る際に確認しておきたいことや注意すべき点を紹介しましょう。

立面図で見るべき内容については、形があなたや家族の好みに合っていることが第一です。
ただ模型やCGのようにいろんな角度から見ることは出来ないので、全体がバランスよくイメージに合っているかをチェックすることが基本となります。
屋根の角度や材質がイメージに合っているか、壁の見え方がおかしくないかなど、あなた好みのバランスになっている事を確認しましょう。
壁や屋根の仕上にいくつか違う材料を使用する場合には、使っている部分を色分けするなどしてバランスをチェックしましょう。

法規による制限で屋根の形を変える場合もあります(道路斜線制限など)が、その場合は斜線が引っかかる部分だけを変形した方が良いのか屋根全体の形を変えるべきか、よく検討するべきです。
確認申請の時に気がついた場合は、あまり外形を検討せずに引っかかる部分だけをカットしてしまうこともありますから注意が必要なのです。
ただ始めから法的制限を活用してデザインしている場合は、この限りではありません。


窓や換気部分のバランスをチェックして、おかしい部分で修正できる内容については修正しましょう。
ただ内部から見た窓のバランスの方がより重要ですから、内部を優先(展開図で検討)して決めるべきです。
隣の住宅に近い壁に付く窓は、大きさや位置が隣家の窓と向き合わないように配慮することも必要です。

敷地の高低差がある場合はその段差の部分も書いてもらって、窓や駐車場や玄関などが敷地の高低差で不具合が生じない事を確認しましょう。
高低差が大きい場合には、使いにくい場合もあるので配置図と見比べながら検討します。


模型やCGがある場合には、立面図は全体の形やイメージを確認するというよりも窓や庇や換気口の形などを確認する図面としてみることになります。
複雑な形状を平面図と立面図から立体的にイメージすることは、慣れていないとかなり困難です。
そこで形が複雑で理解しにくい場合は、簡単な模型やCGを作ってもらいましょう。
簡単な模型は、平面図と立面図があれば半日位で作れます。
CGについても、簡単な表現であれば結構簡単にできます。
あなたが住まいをしっかり理解する為に、依頼した設計者が得意な方法で作ってもらいましょう。

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住まいづくり研究室                            2012年10月2日更新
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