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建具部分のリフォームについては、外廻りの金属製建具や木製建具と内部建具とではリフォーム工事の手間が大きく異なります。
外廻りの建具は防水性能が大切で、防水性能を確保したリフォームが必要となるのでコストが掛かります。

外部の金属製建具(アルミサッシやスチールドア) まずリフォームの対象が建具部分だけなのか、枠までリフォームが必要なのかを判断する必要があります。
枠の交換が必要なケースは、枠が変形して再利用できない場合や枠に合う建具を現在生産していないケースが考えられます。
この判断は難しいので、リフォーム業者に依頼することが基本でしょう。

枠を交換する場合、窓の周囲の外壁や屋根(トップライトの場合)のリフォームも必要となります。
金属製建具の枠を交換する場合には外壁や屋根の防水層部分も改修が必要なので、枠の周囲の仕上げ材料も交換する必要があるのです。
屋根の場合、屋根材によっては全面を改修することになる場合もあります。

建具部分単独では、プラスチックの部品が傷みやすいものです。
ローラー部分やクレセント部分など傷みやすい部分は比較的修理しやすいのですが、建具全体のゆがみや傷や錆が有る場合には建具本体の交換が必要となります。


外部の木製建具 木製建具では、建具の傷や変形と隙間が多くなることがリフォームの原因となります。
また雨などにさらされる金物類も傷み易いので、修理が必要になり易い場所といえるでしょう。
木製建具の場合は全体の交換は必要が無く、修理や調整で済んでしまうことも多くなります。

木製建具のトラブルで多いのが、枠と建具の隙間です。
構造部分の傾きが原因で隙間が開いてしまうことがあります。
建具の枠は柱に付いているので、柱が傾くと建具に隙間が開いてしまうのです。

柱の傾きは、枠上部に錘をつけた糸を垂らして下の錘と枠の隙間を見ると、傾いていれば隙間が開きますから判断できます。
柱が傾いている場合、構造部分の手直しまで必要となる場合もあります。
傾いた原因を解決した上で、建物全体を引っ張って垂直に戻し固定するなど、大掛かりな工事となってしまいます。


室内建具 室内の建具に関しては、金物と反りなどの調整や修理が多くなります。
ちょっとした調整で直る場合もあるので、自分で慎重にDIYを行なっても良いでしょう。

建具の仕上材が剥れたり建具自体が変形してしまっている場合は、仕上材のみを交換したり変形を修正するリフォームを行ないます。
傷みがひどい場合は、建具自体を交換することになるでしょう。
交換自体は比較的簡単に行なえるので、リフォーム期間は短くて済みます。

室内の建具で大きな問題となるのは、構造部分が傾いて枠に建具が入らない状態となることです。
枠部分だけを傾きに合うように直しても、柱の傾きを直さないと将来的に再発する可能性もありますし、住まい全体の強度にも関わってきます。
ですから枠に変形がある場合は、構造部分の変形を確認した上で適切でしっかりしたリフォームが必要となるのです。

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住まいづくり研究室                            2012年9月18日更新
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