ペットの為の住まいづくりでは、ペットが動き回れる空間づくりも大切です。
ペットは後ろに下がったり、その場で回転するという行動が難しいので、行き止まりを作らないことも大切なのです。
住まいの中でペットを飼う場合、ペットが適度に運動できることも必要になります。
しかし住まいの中でペットが動ける範囲に行き止まりが出来てしまうと、ペットが壁にぶつかったり、その廻りの壁や床が傷んだりしやすくなります。
行き止まりのある廊下をペットが動ける範囲にすると、この行き止まりが出来てしまいます。
この行き止まり部分の壁や床などが傷みやすくなりますし、ぶつかったことにより、ペットが怪我をする可能性が出てきてしまうことになるのです。
廊下をペットの運動スペースにする場合、行き止まりのない周回できる廊下にしたり、回れるように巾を広くしたりする必要があります。
また廊下をペットが自由に動ける場合でも、ペットの性格によっては走り回る可能性が高くなりますから、ペットの動ける範囲を考慮することが必要でしょう。
ペットが自由で快適に動くことが出来る住まいづくりの為には、出来るだけ行き止まりを作らないことが大切です。
廊下自体を周回できる作りにしたり、行き止まりの部分の部屋を開放して、回りやすい空間を確保するなどして、ぶつかりにくく動きにつながりのある住まいづくりが、ペットの運動の為には重要なのです。