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本州温暖地域の住まいの温暖化対策2

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では、本州温暖地域における住まいの温暖化対策を続けましょう。


台風の強風に対する対策は、雨戸の設置と屋根の取付強度を増すことです。
台風が強くなる際に重要となる一番のポイントは、強風対策です。
しかも風で物が飛ばされやすくなるので、窓ガラスに物が当たって割れる可能性も高くなるのです。

窓ガラスが割れることを防ぐ為には、雨戸が一番です。
しかも雨戸を閉めれば開口部分の断熱性能も若干高くなるので、暑さを緩和する点でも有効となり一石二鳥です。
窓ガラスに防犯ガラスを採用してガラスの割れを防ぐ方法もありますが、暑さや寒さは あまり緩和してくれないので、別途対応が必要です。

また台風の風が強くなると、屋根を上向きに吹き飛ばそうとする力も強くなります。
屋根は吹きおろしに対する強さは比較的簡単に得られるのですが、吹き上げる力に対する対策にはちょっと気を使う必要があるのです。

全ての垂木を金物で固定することと、屋根材を九州や沖縄における工事の仕様に準じて取り付けることで対処しましょう。
屋根に被害が生じると、雨漏りが発生したり住まいの他の部分にぶつかって2次被害が生じる可能性もあるので、しっかりした対策が必要なのです。
また住まいの外壁が金属板の場合にも、屋根同様にしっかり取り付けることが大切です。


虫については、シロアリ対策が基本となります。
蚊などの害虫も増えるはずですが、温暖な地域ならば現状でも網戸は必須でしょう。
そこで、強力になるシロアリに対する対策が必要不可欠となるのです。

シロアリについても、九州や沖縄で行なわれるシロアリ対策と同等の薬剤を使用するなどして対策します。
また1階部分の松梁材などはシロアリの被害にあいやすいので、他のシロアリに比較的強い木材を使用しましょう。


本州の温暖な地域における地球温暖化に対する住まいの対策は、基本的には九州や沖縄の住まいの仕様を盛り込むことです。
既に温度が高く、雨や台風が強く、強力なシロアリがいるという環境である九州や沖縄の住まいづくりは、温暖な本州地域の温暖化に対応する住まいの参考としてピッタリといえるのです。


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住まいづくり研究室                            2012年9月13日更新
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