木製ガレージドアは、木質の表情を活かしたガレージ入口として注目されています。
メーカー(ウッデイ)公表の特徴は
最大開口W5400×H2500で、パネル材には一枚ものの無垢材を使用しています。
電動開閉機が標準装備、ドイツで実績のあるブランドMarantec(マランテック)社の電動開閉機を採用し、開閉は約10秒です。
標準でオイルステイン系塗料で塗装してから出荷し、塗装によって天候等による腐食や劣化から木製ドアパネルを保護しています。
防火設備タイプは準防火地域や延焼の恐れのある部分にも使える木製ガレージドアです。
表面の目地幅が標準タイプに比べて小さく、よりフラットでシャープなイメージに仕上がります。
アンティーク調やフラットな表面材を使用したフラッシュパネルの木製ガレージドアもあります。
以上が概要です。
ガレージ部分のシャッターの仕上材料はスチールやアルミが多く、住まい全体の雰囲気を壊してしまうこともあります。
しかし、木製ガレージドアなら住まいのイメージを壊すことなく、ガレージスペースを追加することが出来ます。
防火設備仕様もあるので、かなり広い範囲で使用できます。
問題は材質と色合わせでしょうか。
壁と同じ材質や色にしようとすると非常に難しくなります。
節の多さなど表情も違ってくるので、下手に色を合わせるよりも 少し違った表情にするのが上手い組み合わせになるでしょう。
他の木製サッシと組み合わせる場合には、色合いを調整してもらう必要があるかもしれません。
また、無垢の木材なので数年毎に塗装を行なう必要があります。
低い場所なので作業性は良いのですが、手間とコストが掛かることには注意が必要でしょう。
木製ガレージドアは、木の質感が一番のポイントです。
普通のシャッターより設置コストやメンテナンスコストが掛かるので、木(とガレージ)にこだわりがある住まい向きといえるでしょう。
製品例:ウッデイ、ワールドガレージドア など