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第0139号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0139号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0139号 2011年08月26日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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     住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
    住まいを上手に創り、活用するための情報をお届けします。
       現在のテーマは鉄筋コンクリート住宅つくりです。
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■RC住宅の為の土地探し

鉄筋コンクリート住宅を作る場合、しっかりした地面に作ることが大切です。
コンクリートの重さで住まい全体が重くなるので、
しっかりした地面でなければ重さを支えられないのです。


これからRC住宅を建てる為に土地を探す場合、
木造住宅を建てる場合よりも、
地面がしっかりしていることに注意して選ぶ必要があります。
鉄筋コンクリートの住宅は重くなるので、
木造住宅よりも地面の強さが大切になるのです。

地面が弱い場合には、
地盤改良と呼ばれる地面を強くする為の工事が必要だったり、
杭工事が必要になる場合もあります。

仮に土地が安くても、その分の工事費用が追加されるので、
地面に不安がある上に、
住まいのトータルコストは変わらなくなってしまいます。


土地の段差については、住まいを依頼する設計者次第です。
ハウスメーカーでは、土地の段差は歓迎されず、断られることもあります。
ですが段差を上手く利用してくれる設計者なら、特に問題はありません。

ただ盛土をした土地の段差には注意が必要です。
盛土部分の強さが弱いので、住まいの重さで傾く恐れがあります。

通常の強さがある土地の段差であれば、土地の段差にあわせて住宅を作れます。
鉄筋コンクリート自体は、崖の擁壁(崩れを防ぐ補強壁)にも使われるほど
強度があるので、住まいのコストの上昇はさほどありません。
土地が安価だったり、景色がよいなど条件がよければ、
段差のある土地は、RC住宅向きの敷地ともいえるのです。


土地の周囲の便利さや環境については、一般的な木造住宅と同様です。
静かな環境や交通に便利なだけでなく、校区なども進学を考えると重要です。

下水道や都市ガスなどは、あれば便利ですが必須ではありません。
浄化槽やLPガスで代用できます。
同様な環境であれば、より安価な土地を見つけることがでいれば、
住宅本体やインテリアにコストをかけることが出来ます。


鉄筋コンクリート住宅の土地選びは、
周囲の良好な環境と丈夫な地面の土地であることが重要です。
形状や段差については、住まいを依頼する建築家選びで解決できます。
ただハウスメーカーに依頼したい場合は、平坦で四角い土地が必要です。
住まいの依頼先によって、土地選びも変わってくるのです。

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