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第0022号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0022号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0022号 2009年02月06日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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このメールマガジンでは、住まいづくりに流れに従い、約1年かけて、
実際の住まいづくりの手順に従った実践形式でお伝えします。

さらに、住まいづくりの為になる情報や建築関係のニュースの中から、
気になるニュースや為になる情報を厳選して掲載します。
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■木造の住まいづくり PART22

今回は 住まいの建具や家具 について紹介します。

住まいの工事が終盤になると、
いよいよ室内の建具や造り付けの家具の取り付け工事となります。

建具では、金物の選択がポイントとなります。
建具自体の色から、ハンドル部分のデザインや色など、
本格的な造作建具となると、以外に選ぶ範囲が広いのです。

既製の建具でも、オプションのハンドルや鍵など、
選ぶことが出来る場合もあります。

そこで、建具については、
早めに検討して選んでおくことが大切となるのです。

建具に使用する金物類は、結構 価格に違いがあります。
そこで、価格をチェックしながら(普通は予算の範囲内の金物を勧められる
はずですが)検討することになります。
どうしても気になる金物があったら、価格の上昇を考えた上で変更しましょう。

また、現場を見ていて、扉の開き勝手や形式などに疑問を感じたら、
変更出来るか、話し合ってみましょう。

持ち込む家具や自分の動きを、実際の工事現場で検討すると、
変更したくなる場合も少なくないのです。


造り付けの家具についても、実際の現場を見ていると、
変更したくなる場合もあります。

造り付け家具の場合、工事現場の実際の寸法に合わせて作ることになるので、
その時期に現場で打合せを行なうと、想像しやすいはずです。
ちょっとした変更であれば、コストの上昇無しに変更できます。

造り付け家具も、材料次第で大きく価格が変化します。
あまりに高価な場合は、材料の変更も考えましょう。

普段見えない部分の家具の場合は、
既製品で代用できる製品を探す方法もあります。


建具や家具については、タイミングを見計らって、
実際に工事現場で検討すると、より理解しやすくなります。
タイミングが難しいので、
事前に設計者に現場で打ち合わせる時期を依頼しておきましょう。


   次回は、住まいの完了検査 の予定です。


■住まいの情報

本当に木造住宅は地震に弱いのでしょうか。
確かに、阪神淡路大震災では、古い木造住宅がたくさん倒壊し、
悲惨な被害が発生したことも事実です。

しかし、倒壊したのは木造住宅の中でも、
古く傷んでいた住宅か、工事不良の住宅がほとんどだったのです。

良質な材料が無かった戦争直後の時代に作られた住まいや、
シロアリや雨漏れで痛んだ住まい、
そして手抜き工事など工事自体が不良の住まいが倒壊したのです。

建築基準法に従って、筋かいなどをしっかり取り付けていた住宅は、
ハウスメーカーの軽量鉄骨の住宅などと比較しても、
ほとんど劣らない被害しか受けていないのです。

しかも現在の住まいは、地震当時よりも金物の追加や
耐震壁のバランスなどの検討を行なうようになった為、
更に安全になっているのです。

つまり、現在の建築基準法を真面目に適合している建物であれば、
地震に対しては、まず安全であるといえるのです。

怖いのは、住まいが傷むことですが、これは軽量鉄骨でも同様です。
木は腐れますが、鉄は錆びるのです。
つまり住まいが傷む前にメンテナンスを行なうことが重要なのです。

つまり、適切にメンテナンスを行ないさえすれば、
木造住宅は安全な建物といえるのです。

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