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第0021号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0021号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0021号 2009年01月23日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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このメールマガジンでは、住まいづくりに流れに従い、約1年かけて、
実際の住まいづくりの手順に従った実践形式でお伝えします。

さらに、住まいづくりの為になる情報や建築関係のニュースの中から、
気になるニュースや為になる情報を厳選して掲載します。
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■木造の住まいづくり PART21

今回は 住まいの電気設備 について紹介します。

電気設備におけるポイントは照明と空調機器でしょう。
IHヒーターを利用する場合は、この電源の気になります。

空調やIHヒーターの効率を考えると、
今後の住まいの電源は200Vが必須ともいえるのです。


空調機器は、リビングなど住まいの空間が広くなるにつれて、
機器の冷暖房能力が高くなっています。
そうなると、大量の電気が必要となり、
従来の100Vの電源では容量が不足してしまうことが考えられます。

さらに、このような大きな電気を使用する機器は、
100Vの機器より200Vの機器のほうが効率が高いので、
電気代が安くなるという効果もあるのです。

IHヒータでは、200V電源が標準です。
100V仕様のIHヒーターは発熱量が不足するので、
上手く調理が出来ない事すらありえます。


もちろん、200V電源を利用しても、
一般的なコンセントは100Vのままなので、
その他の機器は一般的な製品を活用できます。


そして照明機器に大きな変化が生じているのです。
このメルマガでも以前に紹介しましたが、
2012年までに白熱電球の廃止が決まっているので、
LED照明や長寿命の蛍光灯照明の開発が進んでいます。

特に。電球の代わりとなりやすいLED照明や電球型蛍光灯では
進歩が著しく、新製品の登場も活発です。

LED照明はローコスト化が進み、
電球型蛍光灯では点灯が早いタイプが商品化されています。

そこで、設計時に選んだ製品がモデルチェンジしていたり、
より良い機器が発売されているケースが発生しているのです。

そこで、実際に発注する前に、再度の検討を行なうことがお勧めです。

LED照明を選んでいたら、より安価な製品があるかもしれませんし、
蛍光灯の場合は、より寿命が長く、より効率の高い(電気代が節約できる)
製品が発売されている可能性があります。


住まいの電気関係では、
200V電源の検討と照明機器の再検討がポイントなのです。
特に電源部分については、工事の早い段階で決める必要があるので、
早急な検討を行ないましょう。


   次回は、住まいの建具や家具 の予定です。


■住まいの情報

進歩が著しい照明業界では、機器から使い方まで様々な動きが生じています。

LED照明が進歩してきた為に、
蛍光灯の長寿命化と省電力化が進んでいます。
電球型蛍光灯では点灯の速さを売りにした製品も出てきています。

と思いきや、従来の電球の効果的な利用法も考え出されてきているのです。

電球は寿命が短いと思われがちですが、
半分の光で使用すると寿命が10倍以上になります。
100Wタイプの電球を調光器を活用して50W相当の明かりで使用すれば、
蛍光灯を超える1万時間の寿命となるのです。

また、電球の光は全ての周波数で満遍なく光るので、
多少暗い部屋でも不快さを感じにくいという効果もあるのです。
(蛍光灯やLEDは光の3原色を利用して白い光としているので、
赤、青、緑(黄)の光が強い不自然さがどうしても残ってしまいます。)

多少暗い光でも感覚的に十分明るく感じられれば、
無駄な明るさが必要なくなるので、
消費する電気料金を抑えることができます。

落ち着きが必要な部屋では、電球の色合いや適度な暗さが効果的に働きます。

勉強や仕事に集中したい場合は、必要な部分が明るければ、
他の部分は多少暗いくらいの方が集中できるのです。

このように、照明が人の感覚に与える効果についても、
研究が進むという効果まであって、新しい照明の活用法が生まれているのです。


LED照明の登場によって、
照明全体に対して、新しい考え方や使い方が生まれつつあります。

今後、住まいの照明を考える場合は、
このような新しい情報を、最大限に活用することが欠かせなくなりそうです。

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