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第0015号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0015号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0015号 2008年10月31日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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このメールマガジンでは、住まいづくりに流れに従い、約1年かけて、
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さらに、住まいづくりの為になる情報や建築関係のニュースの中から、
気になるニュースや為になる情報を厳選して掲載します。
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■木造の住まいづくり PART15

今回は 住まいの建築行事の心得 を紹介します。
住宅建築に関する行事は、一般的に、

  地鎮祭・上棟式・新築祝い

です。


住まいの工事が始まる前には、地鎮祭を行ないます。
工事中の安全を祈るものですから、欠かせない行事です。

一般的には、工事業者が地鎮祭の準備を行ないますが、
自分が住んでいる地域ならではの作法などがあれば、
事前にしっかり打ち合わせることが大切です。

いずれにしても、行事を行なう神主さんとは、地鎮祭の前に一度会って、
手順やお礼を渡すタイミングなどを確認しましょう。


上棟式は、工事を行なう大工さん達をねぎらうことと、
住宅が無事完成することを祈願する儀式です。

昔は近所の人達を招いて、餅まきなどを行なっていましたが、
最近では家族と大工・職人さんを中心に行なうことが多いようです。
餅まきの代わりに、近い親戚を呼んでいっしょに祝うこともあります。

棟木に魔除けの飾りを取り付け、お神酒を住宅の柱の4隅にまきます。
棟梁や建て主の名前を記した棟札を取り付けることもあります。

折詰と祝い酒を渡し、簡素な形で上棟式を行なうことが多いようです。
工事現場に車で来る大工さんが多いので、
祝い酒は持ち帰りやすいものを準備しましょう。


いよいよ住まいが完成してから行なう新築祝いについては、
多い人では、親戚・工事業者・友人知人、
の3回に分けて行なうこともあります。

見学会を行なった後、盛大に会場を借りて行なうこともあります。
また、ほとんど内輪で済ませてしまう場合もあり、
最近では、大工さんや設計者を招いての新築祝いは少なくなっています。
新築祝いについては個人差が多いようです。


引越しが終わって、しっかり住めるようになってからと考えていると、
ついつい遅れがちになります。
住まいが一通り片付いたら、早めに行ないましょう。


住まいの行事については、
目的を考えると行事の内容を理解しやすくなります。
 地鎮祭は安全祈願。
 上棟式は大工さんをねぎらうこと。
 新築祝いは、新築をみんなに知らせること。
この目的のために必要なことを考えながら、行事を行ないましょう。


   次回は、住まいの基礎工事 の予定です。


■住まいの情報

最近の省エネルギーの流れによって、LED照明が話題になっています。
このLED照明には、当然良いところと悪いところがあります。

まず、エネルギー効率が蛍光灯並みか、それ以上に高い事で、
少ない消費電力で明るい光を得られます。

また、照明機器本体の寿命とほとんど同じくらいに発行部分の寿命が長い点も
大きな長所で、電球を取り替えにくいところの照明に適しています。

LED照明は発光部分が小さいので、
照明自体もコンパクトで軽く出来る点もポイントといえます。

スイッチを入れてすぐに明るくなり、
点滅を繰り返しても寿命に影響が少ないので安心です。

このような長所は、LED照明の広告を見ると必ず見かける文章です。


しかし、このように長所が多いLED照明も、欠点がないわけではないのです。

まず、光が狭い範囲に集中する傾向があるので、
部屋全体を照らす照明には向きません。

また、演色性と呼ばれる、いろいろな物の色を正確に見せる性能が
他の照明より劣ります。
特に食堂などで使用すると、
食べ物が美味しそうに見えない可能性も高くなるので注意が必要なのです。
(演色性を評価する数値が良い割りに、
実際の見え方は良くない傾向があるようで、
おそらく、光の出る範囲の狭さが悪い影響をしているのでしょう。)

また、寿命が長いといっても、寿命の後半、
つまり古くなると明るさが暗くなってしまうという大きな欠点があるのです。

LED照明のコストの高さは、発光部分のコストの高さでもあるので、
発光部分の寿命は照明機器の寿命にもなります。
古くなって明るさが減ってしまうと、
まだ使えるのに照明機器自体を交換しなければならない事にもなりかねません。


このように、LED照明には、克服すべき欠点が数多く残されています。
欠点を理解した上で、
上手に活用することがLED照明を使いこなすポイントなのです。

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