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第0003号

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メールマガジン  こだわりの住まいを上手に創る 第0003号  の内容です。

 

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          住まいづくり研究室 メール便

                       第0003号 2008年 6月13日

       住まいづくり研究室   http://www.ie-erabi.com
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     住宅の新築から、リフォームやインテリア選びまで、
    住まいを上手に創り、活用するための情報をお届けします。
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このメールマガジンでは、住まいづくりに流れに従い、約1年かけて、
実際の住まいづくりの手順に従った実践形式でお伝えします。

さらに、住まいづくりの為になる情報や建築関係のニュースの中から、
気になるニュースや為になる情報を厳選して掲載します。
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■木造の住まいづくり PART3

住まいのイメージが出来上がってきたら、予算を考える必要があります。

はじめに考えることは、住まいにいくら出せるのかということです。
貯金で住まいを建てる場合は、貯金の中からいくら出せるのかによって、
住まいにかける予算が決まります。
各種の住宅ローンを利用する場合は、借りられる住宅ローンの金額によって
住まいにかける予算が決まります。

土地を新たに購入する場合は、土地取得の費用もかかるので、
住宅取得のハードルが高くなります。
土地が安い場所は、通勤に時間がかかったり、建物を建てにくいという
ことも多いので、悩みどころでしょう。

建築家に依頼することを考えている場合には、
土地の形状はあまり気にする必要はありませんから、金額面で有利です。
土地と住宅は一緒に考えた方が効率が高くなります。
建築家と一緒に土地を探すことも、有効な手段といえます。


住宅の予算では、住宅展示場や新聞広告に入っている住宅価格と比較し、
希望する大きさくらいの住宅が建てられることを確認しましょう。
住む予定の地域の住宅価格を調べることがポイントです。

この場合、極端に安価な住宅を参考にしてはいけません。
特に新聞広告によっては安さを売りにする為に、非常に安い材料で住まいを
構成しているケースが多いので、参考にならないのです。


予算が不足している場合は、
  あと数年貯金をしてから再度住まいを検討する
  ローコストでも、今、住まいを作りたい
いずれかを考えることになります。

せっかく住まいづくりを思い立ったのですから、
先延ばしにはしたくないところかもしれません。
その場合は、建築家に依頼することもローコスト化の役に立ちます。

建築家に依頼すると高価になるというイメージがありますが、
そのような建築家は一握りの、名前が売れている建築家だけです。
ローコストの住宅作りが上手い建築家もたくさんいますから、
そのような建築家を探すことで、
ローコストの住まいを手に入れることが出来るのです。

建築家に依頼する場合、ずばり予算を伝え、この金額で住宅を作ることが
出来る人に依頼することがポイントです。

住まいの外形だけを大きく作って、部屋の仕切りを極力減らし、設備を
ローコストに抑えれば、かなり安価な住まいが出来るものです。
将来 お金に余裕が出来てから、内部や設備をグレードアップすることも
可能です。

この際のポイントは、外部や構造部分には手を抜かないことです。
内部の省略やローコスト化で、住まい全体をローコストに抑えるのです。
こんな自由な設計を行なうには、建築家に依頼するしかありません。


住宅の為にローンを利用する場合、自己資金(貯金や現金)を出来るだけ
たくさん用意することがポイントです。
住宅資金の1割の自己資金があれば、住宅ローンを組むことが出来ますが、
現実的には3割、最低でも2割の自己資金を用意したいところです。

また、他に借金がないことも大切です。
現在借金がある場合、返済が終わってから住まいを作ることが基本です。
そもそも、住まいの為の自己資金が用意できるのであれば、借金は必要ない
はずです。
それでも借金が残っている状態は、住宅ローンを利用するには
危険な経済状態とも言えるのです。

健全な住宅ローンの利用、
これが住まいで苦しまないための最大のポイントといえるでしょう。


私のサイトでは
 家づくりのお金を考える http://www.ie-erabi.com/tejyun/money.html
 住宅ローンを考える http://www.ie-erabi.com/tejyun/loan.html
の中で、住宅資金に関する内容をまとめています。

    次回は、土地探し の予定です。


■住まいの情報

住まいづくりの際には、さまざまな補助金を利用することが出来ます。
地域によって利用できる補助金の種類や金額は異なりますが、
有効に活用することで予算に余裕が出来ます。

補助金が付く機器や工事には、住まいを快適に出来る内容のものも多いので、
結果的に、より良い住まいづくりにもつながってくるのです。

エコキュートや屋上緑化、太陽光発電などは補助金額が高めでお勧めです。
他にも、太陽熱温水器や雨水浸透枡から生ゴミ処理機や火災警報器など、
住まいの様々な部分で利用できる補助金制度があります。

地域によって補助金の有無や内容が大きく異なります。
住宅を建てる地域に応じて補助金の有効活用を行なうことは、
快適な住まいづくりの役に立ちます。

補助金を上手く使うコツは、補助金を前提に考えないことです。
普通に住まいを計画し、補助が出る部分に補助金の申請を行なうべきです。
補助金を前提に住まいを作ることを考えると、
補助金の為に必要以上の材料や設備を使う必要が生じ、
申請の手間が掛かる上に建築費が上昇してしまうことも少なくないのです。


色々な補助金の種類や内容については 
 住まいづくり研究室 新築住宅の補助金いろいろ
 http://www.ie-erabi.com/tejyun/hojyo.html
でも解説しています。

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