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木造の天井工事の概要と注意点について紹介します。
各天井仕上は他のページで紹介しているので、ここでは下地に関することを中心に考えましょう。

ボード下地
昔は36mmとか40mmとか半端な寸法の木材を組み合わせて天井下地を作っていましたが、現在では45mm角材の組み合わせで天井の下地を作ります。
一般住宅の場合、天井が下地ごと落ちるという大空間の建物で見られるようなことはあまり起きません。
しかし天井材の重さによってはたわんでしまう事があるので、吊木(格子状の天井下地を梁から吊る材)のピッチなどには注意が必要です。

下地格子のピッチは一般に455mmですが、天井の仕上材によって変わることもあります。
また重い照明やエアコンを天井に設置する場合には、照明機器やエアコン機器自体を天井下地ではなく梁に直接固定する必要があります。


左官仕上の下地
天井は通常左官仕上を行いませんが、左官仕上をする場合には仕上材の落下に注意する必要があります。
たわみや振動で仕上材が剥がれて落ちるのですが、下地のたわみや振動をなくすことは困難です。
そこで下地のラスボード等を下地格子にビス止めして、仕上材との接着性が良い下地材を塗って下地とします。


以上が天井下地の概要ですが、仕上には色々な種類があるので、実際の下地は仕上に応じて変えるべきです。
重要な点は仕上に応じた下地にすることと、重いエアコン等を設置する場合の支持方法に注意することです。
特に設備関係は工事が始まってから変更することも多いので、変更する場合には設置部分の強度に問題がないことを確認した上で変更を行なうべきでしょう。

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住まいづくり研究室                                      2012年10月19日更新
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