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物件208 敷地千坪の庭(前編)

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劇的!ビフォーアフター 物件208 敷地千坪の庭(前編) で出てきたアイデアをチェックしましょう。

 

今回は、物件201のギックリ腰になる庭の現況報告からスタートです。
新たにゴーヤを使ったグリーンカーテンが庭に追加され、小屋にも道具や小物が増えていました。
楽しそうに庭作りしているお母さんの姿が印象的です。

そして今回の劇的!ビフォーアフター 物件208 敷地千坪の庭 は、物件201で集まったユージさんたちの仲間のグループで行うリフォームです。
箱根にあるマイセン庭園美術館が移転するので、その新しい庭園づくりとなります。
古い洋館を美術館にリフォームする前に、庭のリフォームを先行させるようです。
公園としても使えるような自然を生かした庭造りという条件が付いて、石積みが崩れている部分もあります。
1000坪と相当な広さがあるので、限られた予算の中での庭造りリフォーム内容が楽しみです。


まずは、樹木の整理から始まります。
余分に伸びた枝や小木や枯れ木を切って、見晴らしを改善しています。
そして残しておきたい樹木を掘り起こし、慎重に移動させています。
道路側からの見晴らしがよくなり、かなり明るくなりました。

そして道路側の古い石積みを解体、杉の大木の根元に土留めの石を積んでいきます。
うねりのある石積みが完成して、道路との間に駐車スペースも確保しました。

駐車部分の床はコンクリートで固め、同時に石積み部分も固定することになります。
コンクリートが固まる前に木の枝を埋めて、クルマの1台1台の境界線としています。
そして表面を洗い出し仕上げとして、箱根特有の砂利を浮き出させました。

さらに埋めていた枝を取り出し、茶色いセメントを溝に埋めていきます。
木のままだと腐る上に段差となるので、木の枝の形だけを利用したのです。
車止めにも自然の石を利用して、駐車場の完成です。

ここで紙製の筒であるボイド管を購入、それを縦半分に切りました。

全体のバランスを見ながら樹木を移植、そして洋館前の石垣も壊しています。
その石を洋館の既存の入口部分に並べて、入口を塞いでいきます。
洋館にすぐにたどり着くのではなく、庭を通って洋館にアプローチさせる目的でしょう。

洋館の前はゆっくりした斜面となるように土を盛り、石を点在させました。
先ほどのホイド管がここで登場、なんと階段の型枠としての利用です。
先ほどの石はデザインだけでなく、ボイド管を支える意味もあったようです。
丸みを帯びた階段が出来、その表面を叩いて自然の石風の形に仕上げていきます。

さらに庭に生えているシダとコケを掘り出し、階段部分の隙間に移植しています。
自然の風合いを感じさせる、趣のある階段が完成です。

ここで問題が発生、松の木の伐採やチェーンソーを使うシーンを見せつつ、次回に続きます。
今回は住まいの庭造りよりも、細かい作りこみが印象的なリフォームとなりそうです。
やはりたくさんの人が集まる広い庭なので、これまでよりもしっかりした作りとなっていて、次回の完成が楽しみです。

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