住まいづくり研究室、タイトル画像

物件157 タンスに押し潰される家

劇的ビフォーアフターの使えるアイデアをチェック

住まいづくり研究室

劇的ビフォーアフターのアイデアをチェック


物件158
逃げ遅れる家


物件157
タンスに押し潰される家


アフターアフターSPⅢ



住宅新築のはじめに


住宅リフォームはじめに


家づくりの設計と現場


快適さと使いこなし


建物探訪のデザインや
アイデアを活用

テーマ別
住まいづくりのポイント


 

住まいづくり研究室では
一級建築士の管理人が
はじめての住宅取得する際
から上手に使いこなすまで
住宅つくりに役立つ情報を
豊富にわかりやすく紹介

建築家や工務店や
ハウスメーカー選びから
建材設備を選ぶポイント
メンテやインテリアまで
住まいの情報が満載です。

 

劇的!ビフォーアフター 物件157 タンスに押し潰される家 で出てきたアイデアをチェックしましょう。

 

物や家具が一杯で、身動きが取れないくらいの住まいのリフォームです。
建坪が7坪しかないので、効率よい収納をつくることがポイントとなりそうです。

構造部分が20数年前の作り、1981年以降の耐震基準らしく健全なので、内部の改修が中心となるようです。
キッチンと洗面台は、まだ新しいので再利用です。

ロフトを広げて、子供の寝室に活用です。
断熱を行い、階段とつないで換気を取るところは、しっかりしています。

階段のコルクタイルは、滑りにくくなるので良いアイデアですね。
勾配が急なので、少しでも危険を緩和する意味合いでしょう。

食堂には天井に収納を設置、照明器具を兼ねるところがポイントです。
昇降型の収納で使いやすく、椅子を使えば他の高い収納も十分使えるでしょう。
引き出し付きの食台も、収納を増やす意外なアイデアですね。

キッチン対面の配膳棚は、持ち上げ式のテーブルはちょっとやりすぎでは?
角が危なくなるし、食台が隣にあるので、必要性は少ない気がします。
食台のベンチシートには収納付です。

既存であったハイベッドとカットしたタンスを組み合わせて、収納と机付のベッドとなり、妹の個室が出来ました。
天井を上に上げているところがミソですね。
ベッドのぐらつきが気になるところですが、転倒防止はしてるでしょう、多分。
窓の明るさを取り入れられるようになった点も、大きなポイントとなります。

玄関がすっきりした上に、玄関の段差を利用して収納を作っています。
下足入はずらして設置、玄関から目立たない場所に、引き出し式として容量を確保しています。
キッチンの柱は足元を巻いて、照明スイッチをつけています。

キッチンは最大限の床下収納と壁厚に収納を設置、階段下も最大限収納に利用です。
濡れ縁も設置、腰高の引き戸を目隠しに使い、外部の明るさを最大限に感じる、快適なダイニングとなりました。

水廻りは元々の位置ですが、キッチンを少し前に出し、浴室が広がり洗濯機も洗面所に入りました。
階段壁の手形は、家族に住まいを作った実感を与えてくれますね。

2階は昔の納戸廻りと小屋裏の活用で、2人の子供部屋を確保。
使いやすい再利用のアイデア収納と共に、明るい部屋となりました。

和室は4.5畳と縮小しつつ、クローゼットを大きくとって、スッキリした空間にまとめています。
物がなくなるだけでも、広さを感じる典型的な例ですね。


今回は大胆な収納と小さな収納を組み合わせ、最大限の収納を確保したところがポイントでした。
さらに今まで使っている物を、上手く再利用しているところもポイントでしょう。
数年前に住まいに手を加えているので、使える物が沢山あり、それを上手に活用しているところに好感が持てます。
新築でも効果的に使える、収納アイデアが満載のリフォームとなりました。

アフターアフターSPⅢ タンスに押し潰される家 逃げ遅れる家
劇的ビフォーアフターtop 物件157 物件158

ページトップ

住まいづくり研究室
住まいづくり研究室 アイコン    「住まいづくり研究室」へのリンクは自由です、連絡も必要ありません。

copyright 2009-2016 kazu All Rights Reserved